忘れてはいけない許可取り(インターホンの移設)

忘れてはいけない許可取り(インターホンの移設)

インターホンの移設の可否や方法は、
各マンションの管理規約によってかなり異なるようです。

リフォーム会社さんから
インターホンの設置問題についてお話を伺うまでは、
ほとんど気にも留めていませんでしたが……
マンションの場合、

インターホンを、管理組合の許可なく勝手に移設したり、
端末を換えたりすることはまずできない

ということを初めて知りました。

わが家の場合、インターホンは「共有部分」である
管理規約で定められています。
ですので、当然ですが勝手にいじることは不可能です。


移設する場合は、事前に管理組合の許可を
いただかなければなりません。

 

わが家の特別な事情ですが、わが家の
リノベーションが終わって約半年後に、
マンションの全戸のインターホン端末を
一斉交換
することが決まっているのです。

新たに交換する端末は、現在のものよりも少しだけ大きくなる
ということもわかっています。

ですので、半年後に新たに支給されるひと回り大きな
端末になることを想定して、移設場所のサイジングや
デザインを考える必要がありました。

 

さらに、別の手間がかかるリノベとして
子機の増設もありました。

もともとわが家のインターホンは壁付きの端末1台のみ
だったのですが、今回のリノベーションで
寝室に子機を増設するのです。

各部屋の防音機能をかなり高める工事をするので、
リビングで鳴っているインターホンの音が
寝室に届かない、という問題を解消するためです。

 

面倒すぎる様々な手続きのように思いましたが
リフォーム会社さんがすべて円滑に、迅速に行ってくれましたので、
まったくストレスなく工事が進んでいます。感謝です。

リフォーム会社さんが交渉してくれたことは

1)マンションの管理組合に申請 → 許可を取得

2)マンションの管理組合が契約している
インターホンの設備会社とコンタクトをとる
(移設、増設の方法等の相談、新端末のサイズ確認など)

3)上記のすべてを把握して設置サイズを確定し
最高のデザインを施主と一緒に考える

 

マンションによっては、
マンションの管理組合の指定業者でないと移設工事の許可が下りない
こともあるようです。

 

タワーマンションのインターホンは
単に玄関先のインターホンとつながっているだけではなく、
防災センターや外部の警備会社、
コンシェルジュカウンターなどにもつながっていたりします。
共有部分としての機能が非常に強いので、
取り扱いには細心の注意が必要です。

 

たかがインターホン、されどインターホン。

知らない世界がたくさんあるなぁ、ということを
日々教えてくれるのが、リノベーションの楽しさの一つでもあります。