米国ドラマに出てくる家はなぜ素敵なのか

米国ドラマに出てくる家はなぜ素敵なのか

わが家では、テレビといえばアメリカのドラマです。

日本のドラマやニュースなどは、朝起きて音量を消して、
ただただ映像として流すか、地震の揺れの確認をするくらい。

アメリカのドラマを見ていると、ストーリー展開のはやさは
もちろんのこと、なんといっても「家」の中のおしゃれさ
テンションがあがります


アメリカの場合、たとえばドラマの中でお金に困っているような
比較的低所得の方の家であっても、壁にはこれでもかと
いわんばかりに写真や絵画や陶器などが飾られています

そして、とにかくいろいろなモノが随所に置かれているのが
特徴的で、
重心が低く立体感のある空間が広がります。

日本はどうでしょうか。
それなりに裕福そうなおうちのシーンでも、
壁はペランと薄くてを基調としたなんとも「ぺったんこ」な味気のない箱
という印象です。

さらに決定的に違うもの。
それは照明です。
アメリカの家のテーブルランプの多いこと多いこと
コンソールにランプを置いたり、ソファの横にランプを置いたり、
いたるところにちょっとしたあかりがあり、天井照明がありません

日本は意地でもつける!といわんばかりに天井に照明を設置します。
そして壁にはあまり装飾をせず、なぞの巨大壁がバーンッと立ち上がり、
天井のあかりが壁に反射して圧迫感があります。

 

緑や青の目をもつ人たちは黒い目の人よりもまぶしさを感じやすいといいます。

それにしても、家の中がほんのり暗く、
「とにかく安息の場所」という雰囲気のアメリカンドラマの家と、
「神経が立つような照明ぴかぴかな薄い空間」である日本の家との
違いは、本当に大きい。


人種の違いでは片付けられない溝を感じますが、
欧米の方が家と同じように立体的な体格なのに対し
日本人は家と似てペラペラな体格のように思います。

 

前にも書きましたが、私の実家は築180年以上の庄屋さんの
おうちを解体し自然乾燥し、長い時間をかけてリビルドした
古民家風のおうちです。
たしかに大空間でしっくいの壁は文句なく美しく、天井には
長~いえんじ色に光る竹が全面に敷き詰められ、
欅の床は手入れをせずともきらめいていて、素晴らしいです。

でも、
やはり個人的には、アメリカンな雰囲気で、
ミッドセンチュリーの西海岸のおうちのような、
ちょっとばたくささが残りつつ、適度にモノがあり、
目に優しくて、重心の低い空間がもっともしっくりきます。