フローリングの染み(汚れ)について

フローリングの染み(汚れ)について

リノベーションに当たって、何に一番注力するか、
それは千差万別でしょう。

フルスケルトンのリノベーションをするわが家にとって
最も「選定時間」と「費用」を投入したもの、それは
フローリングです。

“はだしで気持ちよく生活したい”夫にとっても、
“時には床に寝転んでお昼寝をしたい”妻にとっても、
(何を妥協してでも)譲れないもの、それが床材でした。

 

床の触り心地は、木の種類、加工の仕方、
仕上げ材の種類etc.で大きく異なります。

木のフローリングには無垢にオイルを塗って仕上げた
シンプルなものもありますが、
床材を着色や汚れ、UVなどから守り、
当初の美しさとその持続性をアップさせるために、
多種多様なコート剤が使われているものが
多くあります。

わが家の場合は、
複合フローリングの(無垢の)挽き板で
単純にオイルで仕上げた、より自然に近いものが好みです。

でも、フローリングの気持ちになってみると
潔く「無垢+オイル」を選んでよいのか
不安が払しょくできずにいました。

・水分や油分がしみ込まないか、
・着色しないか、
・乾燥で反らないか、

いろいろと懸案事項は尽きません。

 

フローリングの上には
・重量感のある家具を置いたり
・朝昼晩食事をしたり
・お風呂あがりに湿った足で歩いてしまったり
・かかとにクリームを塗って歩きまわったり
・飲み物をこぼしたり
・冬になれば床暖房を入れたり

と、ある意味、過酷な環境を強いてしまうわけです。

 

そんなわけで、
いろいろ考えた結果、
ショールームに行っていただいてきたサンプルを使って、
フローリングによって、どれくらい
「染み込み」汚れが起こるのか(起こらないのか)を
実験をしてみることにしました。

その結果は次回ご紹介したいと思います。