廊下の設計を考える(2)床の貼り方について
- 2021.12.06
- フローリング・床材

わが家にとって、
廊下はただの通路ではなく、家の「コア」であることを
以前書きました。(廊下はただの通路にあらず。廊下の設計を考える(1))
ここでは、その廊下の床材の貼り方について書きたいと思います。
フローリングの貼り方はいくつもあるのですが、
「長手方向」か「短手方向」かの2択で迷う方が多いのではないでしょうか。
イラストで見てみるとわかりやすいですね。
わが家の廊下は幅が1080mmで長さが6000mmほど
あるので、長手方向にフローリングを貼るというのは
はじめから決めていました。
ですが、難しいのが左右の端の始末です。
フローリングの幅とクリアランス(すきま)がぴったりと
1080mmになればいいのですが、
「そうは問屋が卸さない」のが現実です。
悩ましいです。
わが家のリノベの現場監督、Kさんと
設計のUさんと、解体後の現場で喧々諤々。
なんとか廊下の両端をどう揃えていくかが決まり安堵しました。
マンションの内見で「がっかり」するポイントの一つとして
廊下の床貼りの始末の悪さ、があります。
例えば「あるある」の例を2つ描きました。
こんな施工で良いのでしょうか……と思うのはわたしだけでしょうか。
たかがフローリング、されどフローリング。
どこまでこだわるかは個人差がありますが、
「なんとかは細部に宿る」と言います。
やはりディテールにはこだわりたいものです。
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