リフォーム見学会での気付き

リフォーム見学会での気付き

大手のリフォーム会社さんが主催する
「リフォーム見学会」に行ってみたことはありますか?

以前見学させていただいたマンションの中で
ハッとさせられたことがありました。

施主様は会社をリタイアされた旦那様と奥様。
もともと3LDKだったものを2LDKに変更し、
オープンキッチンのリビングとそれぞれの寝室のみ、
というシンプルな配置です。
各居室の家具はすべて考え抜かれた造作で、
施主様の思いが具現化されています。

 

驚いたのはリビングです。
基本的には、
テレビと丸型のダイニングテーブルがドンっとあるだけ。
なんとも潔いレイアウトです。

「リビングには当たり前のように
ソファがあり、ローテーブルがあり、ライトがあり……」
という固定観念に縛られていた自分に気付いたのでした。

何より、コンパクトながらも
大人なおふたりのこれからの人生がとても
豊かなものになりそうな、
そんな予感しかしない素晴らしい空間に仕上がっていました。

わが家も
ふたりのための終の住処には何が必要で何が必要でないか、
もう一度きちんと考えないとね、
という話になりました。

施主様ご夫妻の、お部屋への愛情が
たくさん詰まった空間で、幸福感をお裾分けして
いただき、「気付き」もいただき、
貴重な経験でした。