若ければドムスに住みたい

若ければドムスに住みたい

タワーマンションが好きと言ってきましたが、
「これぞ求めていたマンション!」とため息が
止まらないのは、実はタワマンでもなんでもなく
低層のヴィンテージマンション「ドムス」シリーズです。

「所有者の皆さん、大切に残していてくれて
ありがとうございます」
と心から感謝しています。

「これぞヴィンテージ」としてすぐに
名前があがる、「P」や「H」などと比べても
その空気感は圧倒的です。

一見して「ドムス」とわかる外観も素敵ですが
内廊下の落ち着き感、憎らしいほどかわいい
アルコープ、大きくて明るく輝く玄関、
ゴミひとつない管理などなど、素晴らしい
ポイントをあげればキリがありません。

そこまで惚れ込んでなぜ住まないのか……。
それはただただ、時の流れのせい。
ドムスのせいではないのです。

・居室のフロアがフラットではないこと。
・マンションの入り口に階段が多いこと。
・配管類が老朽化していること。

 

それだけなのです。
でもそれは、終の住処を求めるわたしたち
には、どうしても避けなければならない
ことなのです。

「あぁ、ドムス……。どうしてあなたはドムスなの」