新居の引渡し前にチェックしておかないと後悔すること(3)トイレ
ということで、前回に引き続き、
リフォームまたはリノベーション
した新居の、引き渡し日の前に
行われる最終確認日
(確認会)でチェックすべき
ポイントをご紹介します。
今回はトイレのチェックポイントです。
まず見るところといえば
なんといっても
便座に破損や汚れがないか。
自動開閉の便器であれば、
作動するか確かめます。
OKであれば、水を流してみます。
流れに不自然なところは
ないか、水量はどうか、
しっかりチェックします。
温水洗浄便座の場合は
リフォーム関係者が
何人も同席するなか
使って確かめるのは
ちょっと恥ずかしいのですが、
背に腹はかえられません。
タイミングを見計らって
実際に洗浄できるか、
温風がきちんと出るかなど、
しっかり使って確かめます。
便器まわりがOKとなれば
次はトイレットペーパーホルダー
です。見逃しがちですが、
しっかりつけれているか
(ぐらつきなどないか)、
トイレットペーパーを持参し、
コロコロと巻き上げてみます。
トイレの中に手洗い器が設置
されているのであれば
水がきちんと出るか、
水量は適切かを確認します。
その場で工事業者さんに
水量調節の仕方を
教えてもらうことを
おすすめします。
後日「やっぱり水が多くて
もったいない」とか
ちょろちょろっと出て
「なんとも情けない……」
などと思っても、
調節のバルブなどが
どこにあるかわからないと
どうしようもないのです。
毎日何度も行くトイレに
不具合があると
かなりQOLが下がります。
確認会で不具合がなかった
としても、水量調節の方法は
知っておくべき
ポイントだと思います。
次に見るのはドアです。
ドアの取っ手などのぐらつきが
ないかをまず確認します。
重要なのは、鍵がしっかり
かけられるか、スムーズに
開錠できるか、です。
最後に、
壁が汚れていたり、
部分的に浮いたりしていないか、
幅木と壁の間にすき間がないか、
照明の明るさと位置は
指定通りになっているかを
しっかりチェックします。
たかが1坪ほどのトイレと
いえども、確認すべき項目が
多くあるのがわかると思います。
小さなところにこそ、
施主の心が反映されます。
一日に何度もお世話になるトイレ。
妥協せずに目を皿のようにして
最終ジャッジを下すことをおすすめします。
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