新居の引渡し前にチェックしておかないと後悔すること(1)電気系統

新居の引渡し前にチェックしておかないと後悔すること(1)電気系統

リノベーションが完成に近づくと
舞い上がる気持ちを
抑えるのが
大変です。

新しい壁、床、天井、
キッチン、お風呂etc. どこも
ここも良く見えてしまうから
不思議です。

とはいえ、ここは
ぐっと堪えていったん
冷静に
ならないといけません。

引き渡し日の前
(たいてい
1週間くらい前か
と思います)に、
新居に不具合がないか、
機器の故障がないかなどを
施主が最終確認する日
セッティングされます。
リフォーム会社さん
(設計、営業、現場監督)と
施主が一堂に会します。

これをわが家の場合は
「確認会」と呼んでいました。

 

確認会ですみずみまで
確認しないと、引き渡し後に
不具合が出たり、家具や床に
傷がついていたりしても、

自分たちが
壊したり傷つけてしまったのか
もともと壊れていたり
傷ついていたのか
確定することが難しくなって
しまいます。

 

ですから、

確認会はいいかげんにやり過ごしてはいけません。

自分たちだけで細かくチェック
しなければならないって
結構な負担です。

工事した人たちはプロですが、

施主は工事の素人ですから。

 

とはいえ不具合がない家を
引き渡してもらえるように、
素人なりにベストを
尽くさなければなりません。

 

ここでは、わが家が
確認会で
チェックした
たくさんの項目のうち、

まず絶対に外せない
「電気系統」について
書いてみます。
電気系統以外については今後
ジャンルごとに
書いていこうと思います。

 

確認会でチェックするポイント
【電気系統】
コンセント……
差し込み用のコンセントを
新居に持参して、
すべてにきちんと
入るか
チェック。(抜き差しが
きつすぎるようなら
修繕してもらう)。

 

エアコン……
運転してみて不具合がないか。
弱・強、風向きなども
細かくチェック。
できればフィルターを
取り出してみて、本体に
不具合が出ていないか、
カチッと閉まるか、
パーツが破損していないかも
細かく見る。


床暖房(ガスもあり)……
運転してみて不具合がないか。
床暖房はあたたまるまで
時間がかかるので、
確認会の最初に
最強モードで運転しておいて、
他をチェックして
まわっているいる間に、
きちんと動作しているか
設計通りに端まで
あたたまっているか確認する。


配電盤……
何がどこにつながって
いるのかを確認。
もし
わからなければ
工事会社さんにお願いして、
それぞれに
ネームプレート
のようなものをつけてもらう
(写真のように)。

後々、局所的に電源を
落とさなければならないとき

(例えば食洗機の工事などが
必要になって食洗機だけ
配電盤のスイッチをOFFに
したいなど)、
どのスイッチがどの電源かが
わからないと、
ブレーカーごと落とすことに
なってしまいます。
家じゅうが停電のような
状態になってしまうと困りますよね。

 

照明のスイッチ……
まずはきちんと作動するか、
面倒でも1つずつすべてチェック。

「片切スイッチ」と
「3路スイッチ」が多くの場合
設置されていると
思います。
いずれもきちんと配線が
されているか、しっかり
つけたり消したりします。
調光機能がある場合は
焦らずにしっかりチェック。

電気系統は後々になって
直すのは面倒です。

 

次回から
電気系統以外にも
わが家で実際にチェックした
ポイントを、
経験に基づいてジャンルごとに
紹介できればと思います。

 

少しの違和感も妥協せずに
しっかり解消しておけば
あとは引き渡しまで
心躍らせて待つばかり、です。