トイレの意匠:テーマは元気が出る部屋

トイレの意匠:テーマは元気が出る部屋

わが家のリノベーションでいちばん最初に
イメージが固まった場所、それはトイレです。

たかがトイレ、とは言わせません!

一般的に人は、一日に8回くらいトイレを使うそうです。
それって、パウダールームよりも頻度が高い気がします。

おしゃれなおうちのトイレはたいてい、
エレガントな意匠で、
さらりとしたベージュやグレー系の色合いで
統一されている
ように思います。
「物静かな優等生」という雰囲気です。

 

わが家の場合。
トイレはお互いの趣味趣向を全面に表現しよう!
と決めていました。

「ど派手に」「明るく」、
「芸術は爆発だ!」とまではいきませんが、
トイレに行くたびに元気がもらえるような
私たちの内なるキャラクターが色濃く出た
「主張しまくる部屋」にしよう、と。

 

その名も「秀吉の間」です。

夫も妻も、各部屋に名前を付けています。
リノベのスタート時に、
もっとも早く命名したのがトイレでした。

 

まだまだ完成にはほど遠い工事途中なのですが、
一部写真を撮ってきました。

「秀吉の間」の背面は一面ゴールドの大判タイル(塩ビ)です。
東向きなので、朝日が入ってくると反射してピッカピカに光ります。

そのほかの壁はオレンジで統一しています。


入り口右には、造作家具の上に「あさり」と
勝手に命名した、大きな手洗器。かわいいです。

水栓はセンサー式の自動水栓を取り付けます。
手洗いのたびにまわりがびしょびしょになるのが
大嫌いな夫と妻
手洗い器は顔が洗えるほど大きく、
水栓は蛇口を触らないでいいもの、と決めていました。

あさりの横と後ろには平田タイルさんで
ひとめぼれしたモスグリーンのタイルを貼っています。

タイルの上部はまだ何も入っていませんが
天井まで鏡がはまり込む予定です。
ダウンライトに照らされるといい輝きになりそうです。

少しだけ見えている床は床暖房を入れていて、
少し濃いめのテラコッタ色のタイルを敷いています。

便器はTOTOの「ネオレストを設置します。
このご時世でいつ入荷されるかわからないと
言われていましたが、
なんとか手に入りました。一安心です。

 

意味もなくトイレに行きたくなることは間違いありません。

思い描いていたとおりの
「くどさ」のなかに包まれるような優しさのある部屋
なりそうで、完成が待ち遠しいです。