フローリングの色は分わかりづらい?

フローリングの色は分わかりづらい?

フローリング。
それはリフォームの、まず最初に選ぶアイテムの一つです。

フローリングは無垢材(単層)フローリングと
複合フローリングに分かれていて
わが家の場合は床暖房があるので無垢材は
はじめから選択から外れていました。

複合フローリングのうち、シートタイプ(樹脂フィルム
などのシートに木目などがプリントされたもの)で
あれば、色も柄も安定しています。
好きな模様さえ見つかれば、あまり迷わずに採用を
決められるでしょう。

問題は、「突き板」や「挽き板」の複合フローリングを
使いたい場合です。

ぼんやりしたイメージだけで探し始めると
それはそれは大変な「迷走の旅」になる可能性大です。

経験から言えることとして、
残念ながらフローリングの色みは、見るシチュエーションに
よってかなり異なり、いったいどれがホンモノの色か
分からなくなってしまいます。
(わが家のフローリングについては、以前のブログを
ご覧ください。「フローリング選びには苦心しました
素晴らしいフローリング」)

 

わが家の場合、下記のように4つの場面で色みが
違ったのですが、どれを参考にフローリングを
決定したかというと、4.の実物を小さくカットした見本です。

1. ウェブカタログで見た時
2. 紙のカタログで見た時
3. ショールームで見た時
4. (ショールームでもらった)見本を持って帰って、家で見た時

 

例えば下の左右の写真。同じ色に見えないですよね?
シチュエーションによってこれくらい差があるのです。

 

 

フローリングは経年変化します。
木種によりますが、わが家のリノベーションで
メインで採用するチェリーは、
色変化がかなり起こることで知られています。

自分と同じように、よくも悪くも年を重ねて
変わっていくフローリングを愛でたいか

「若い」ままの煌めきを維持できないのは我慢ならないか……
人それぞれでしょうが、
わが家はチェリーと一緒に年をとっていく喜びをとりました。