フローリングの色は分わかりづらい?
- 2021.10.24
- フローリング・床材

フローリング。
それはリフォームの、まず最初に選ぶアイテムの一つです。
フローリングは無垢材(単層)フローリングと
複合フローリングに分かれていて
わが家の場合は床暖房があるので無垢材は
はじめから選択から外れていました。
複合フローリングのうち、シートタイプ(樹脂フィルム
などのシートに木目などがプリントされたもの)で
あれば、色も柄も安定しています。
好きな模様さえ見つかれば、あまり迷わずに採用を
決められるでしょう。
問題は、「突き板」や「挽き板」の複合フローリングを
使いたい場合です。
ぼんやりしたイメージだけで探し始めると
それはそれは大変な「迷走の旅」になる可能性大です。
経験から言えることとして、
残念ながらフローリングの色みは、見るシチュエーションに
よってかなり異なり、いったいどれがホンモノの色か
分からなくなってしまいます。
(わが家のフローリングについては、以前のブログを
ご覧ください。「フローリング選びには苦心しました」
「素晴らしいフローリング」)
わが家の場合、下記のように4つの場面で色みが
違ったのですが、どれを参考にフローリングを
決定したかというと、4.の実物を小さくカットした見本です。
1. | ウェブカタログで見た時 |
2. | 紙のカタログで見た時 |
3. | ショールームで見た時 |
4. | (ショールームでもらった)見本を持って帰って、家で見た時 |
例えば下の左右の写真。同じ色に見えないですよね?
シチュエーションによってこれくらい差があるのです。
フローリングは経年変化します。
木種によりますが、わが家のリノベーションで
メインで採用するチェリーは、
色変化がかなり起こることで知られています。
自分と同じように、よくも悪くも年を重ねて
変わっていくフローリングを愛でたいか、
「若い」ままの煌めきを維持できないのは我慢ならないか……
人それぞれでしょうが、
わが家はチェリーと一緒に年をとっていく喜びをとりました。
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