タワーマンションのエレベータの台数について
- 2021.08.21
- タワーマンション

タワーマンションに否定的な方の記事などで
目にすることが多いものの一つに、
「エレベータの待ち時間の長さ」があります。
そこで今回は、実際にわたしが住んだことがある
2つのタワーマンション(仮にAとBとします)の
エレベータ事情について書いてみます。
A:
800世帯ほどのタワマンで、エレベータは9基。
☞朝と夕方の通勤時間帯は、「まだかな」と
思うことがある(長くて3分くらい)。
☞自分以外の人と同乗する頻度は、
1階から上るときは2回に1回くらい。
居住階から下るときは3-4 回に1回くらい。
B:
300世帯ほどのタワマンで、エレベータは5基。
☞「まだかな」と思うことがなく常にスムーズ。
☞自分以外の人と同乗する頻度は、
1階から上るときは3-4回に1回くらい。
居住階から下るときはほぼ0です。
※A、Bともに、貨物用のエレベータの台数を
含みますが、ここでは単純に総数で話を進めます。
数年前に訪れた、
新築タワーマンションのショールームで
営業の方に聞いた話ですと
「最近の新築(タワーマンション)は、
100世帯にエレベータ1基が基本です」
とのことです。
100世帯に1基とはずいぶん少ないのでは?
と正直思うのですが……。
わたしが以前に住んでいた
Aだと、単純計算で89世帯に1基、
Bだと、単純計算で60世帯に1基、
です。
エレベータの数だけみても、
「タワマンとは……」と十把一絡げに語るのは
ちょっとちがっていて、
タワマンの中でも、ゆったりと生活できるグレードも
あれば、そうでもないグレードもありそう、
ということがわかります。
以前、タワーマンションのグレードについて
書いた記事がありますので
こちらも参考にしてただければと思います。
(アッパーミドルなグレードのタワーマンションとは)
エレベータの台数は見落としがちですが
QOLを考えるうえではとても大切な要素で
あると思います。
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