リフォーム会社を選んだ理由
- 2021.09.13
- リフォーム会社
1年近くかかってようやく決定したリフォーム会社。
4種7社と相談したなかから選んだのは
地場(地元密着型)工務店系リフォーム会社です。
なぜ地場工務店系を選んだのか、
そしてなぜ他のリフォーム会社を選ばなかったのかを
書きたいと思います。
【選んだ理由】
1. 地元である(物件とリフォーム会社の物理的な距離の近さ)
2. 担当の方の反応のよさ
3. 施主の意図をくみ取った提案がすぐに出る
4. 施主のこだわりのあるニーズに対する知見が深い
5. 施主に選択権がある(ように感じる)
6. 上場企業の子会社である
選んだ理由を細かくみていくと……
1. 地元である
地元であること、これはとても重要です。
ただ単に行き来がしやすいという以上に、
風土を理解している、街の雰囲気、人、センスを
共有できるという大きなメリットがあります。
さらにいえば、
詳細設計に進むと週に1度は担当者の方と
打ち合わせをしたり、ショールームを回ったり
しなければなりません。
その意味でも、「近い」というのは精神的にとても
大きな意味があるように思います。
2.〜5. 担当の方の提案力
これは、どんな会社かという以前に、個人の資質に
関わるところが大きいと思います。
どれだけ実績があるか、どれくらいイレギュラーな
ニーズに対応してきた経験があるかetc.
1時間も話をすれば、明らかに個人差が出るので
すぐに感じ取れる部分です。
素人の施主が迷いに迷うデザインや素材などについて、
過去に施工した物件の事例から使えそうな
アイテムを導き出してくれたり、
さらりと大きなヒントをくれたりします。
また、例えば防音や音響の施工など、施主の
クセのあるリクエストに対して、関連する会社を
すぐに紹介してくれたり、そもそも同様の施工を
したことがあったりすると、話がスムーズに進み
安心感があります。
できることだけでなく、できないことを明示して
くれるというのも信頼できるポイントではないでしょうか。
ただ「できない」のではなく、「どうしてできない」のか、
または「やらない方がいい」のかをきちんと
説明してもらえると、できるかできないかを悩む
無駄な時間も労力も使わないで済みます。
施主のインテリアへのこだわりについても、
「AかBかCか、3つからの選択が基本で、それ以外は
オプション料金です」というような提案ではなく、
(おそらくリフォーム会社さんとしては
大変なのでしょうが)多くの選択肢を提供して
ショールームを一緒にまわってくれたり、
リフォーム会社を通すと逆に料金が高くなってしまう
ようなアイテムについては
「施主持ち込み」という形で別精算にしてコストを
下げる提案をしてくれたりすると、
信頼度はさらに上がります。
6. 上場企業の子会社である
リフォーム後に、リフォーム会社さんが
廃業してしまうようなことがあるとたいへんです。
小規模でとても素敵な施工をしてくれる会社さんは
たくさんあると思いますが、
わが家の場合は将来的な不安をできる限り取り払って
おきたいので、(何事も絶対ということはありませんが)
経営が安定している、
ということは譲れないポイントの一つです。
逆に
【選ばなかった(選べなかった)理由】
・提案が少ない
・安定的な経営がされるか不確定(に思える)
・施主に選択権が少ない(ように感じる)
・施主のこだわりのあるニーズに対する知見がない
・物件とリフォーム会社の物理的な距離がある(遠い)
・費用が高い
・施工期間が長い
今回お願いしなかった(できなかった)会社さんの
なかには、「素晴らしいものになりそう」と期待が
膨らむものもありました。
ただ、どんなに素敵なものであっても、
「費用が高く」「施工期間が長い」となると
現実問題として、選択はできませんでした。
リフォームは、ある意味完璧を求めすぎてはいけない、
と自分を戒めています。希望をすべてかなえたら
どれだけのコストがかかるかわかりません。
とはいえ、
夫とわたしの夢と希望を最大限かなえる
プレミアム・リノベーション。
思いっきり楽しんで進めていきたいと思います。
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