ショールームの素敵なコーディネーターさん

ショールームの素敵なコーディネーターさん

お店の「顔」と言ってもいい、ショールームで案内をしてくださる方。

「ショールームコーディネーター」と言ったり
「ショールームアテンダント」と言ったりするようですが
ここでは「コディネーターさん」と呼びます。

 

楽しい話し方、明るい表情、品のある所作など、
単純に商品の知識が深いかどうかとは別の能力が
実はモノを売ったり買ったりするときには
とてもとても大切なファクターとなると思います。

 

大手メーカーのショールームのコーディネーターさんは
たいてい何十人と待機していらっしゃいますが、
どなたにあたってもそこまで大きな差を感じたことがありません。

大手の教育の賜物と言いますか、過不足なく、
本当に誰もがきちんとしていると思います。

 

それに対して、
小規模の会社のショールームではコーディネーターさんの
個人差がとてもあります。
雰囲気がとてもいい人、話しやすい空気感を演出する人、
元気いっぱいの人、声が小さい人、やる気がなさそうな人etc.
まさに十人十色です。

このような個性的なコーディネーターさんたちとの
出会いが続き、久しぶりに大手のショールームを再訪してみると
その平均点の高さに感心してしまいます。
やはり大手はすごい、と。

 

小規模のショールームの話に戻りますと……

見事な教育の大手ではおそらく出会えないであろう、
飛び抜けて素敵なコーディネーターさんに出会える、
という楽しみがあります。
飛び抜けていい商品をつくっている会社さんには
ちょっと話しただけでファンになってしまうような
魅力的なコーディネーターさんがいらっしゃることが
あるのです。

そういう素晴らしい人は、自社商品への愛情と自信に
あふれていて、ますます輝いて見えます。
詳しい説明をしてもらうというよりは、商品の素晴らしさを
共感するためのコミュニケーション、という感じで
幸福感に満ちた時間を過ごすことができます。

 

自分が扱っている(売っている)商品を、
心底好きでいられるというのは素晴らしいことですよね。
好きなモノを語る姿というのは、それがたとえ商売で
あったとしても、見ていて気持ちがいいものです。

 

こちらも人間ですから、
やはりいい気分で買い物をしたいのです。