「音」のリノベ【3】スピーカー増設

「音」のリノベ【3】スピーカー増設

音のリノベーションに関する実録。
3回目の今回は、

「さらなる臨場感アップ大作戦!」
について書きたいと思います。

自宅マンションの部屋を解体して
再構築する際に、
業者さんにお願いして
リビングルームの壁の2か所に、
スピーカーターミナルを設置して
もらっていました。

スピーカーターミナルというのは
一見普通のコンセントカバーのよう
ですが、スピーカーケーブル専用
差込み口です(下の写真)。

写真は、すでに「バナナプラグ」を
差し込んでいます。
「バナナプラグ」というのは、
アンプとスピーカーを接続する
ケーブルに取り付ける端子
ことで、
赤い出っ張り部分のことです。

このプラグを抜くと、差込み口は
金色の丸い突起のようなものが
ちょこっと顔を出して、ちょっと
スターウォーズっぽさを感じてしまいます。

なぜスピーカーケーブルを設置するのか。
それは、なんといっても
美観を損ねないためです。

もしスピーカーケーブルが
なかったら、
スピーカからアンプまで、
なが~いケーブルが部屋中に
とぐろを巻いて
「ヤマタノオロチ部屋」に

なってしまいます。



音響マニアの方は
「それがまたいいのに」

おっしゃいますが、
掃除をする身にもなってほしいです。

前回書いたように、わが家は
フロントスピーカー2台と、
天井に組み込みスピーカーを4台

合わせて6台のスピーカーを
AVアンプにつないでいました。

リノベーションしてまもなくの
わが家では、というか夫の思惑
(野望)でしたが、
リビングルームの音響の最終形は
「スピーカー8台設置」
というものでした。
床置き4台+天井組込み4台
です。

 

リノベが完了し、引っ越してきて
「最終的には」とか「しばらく
して落ち着いてから…」とか、
いろいろ言っていましたが
結局、待てなくなってしまった夫。

欲望に負け、早々に
スピーカーを2台増設
してしまいました。
黄色い部分が増設したスピーカーです。

スピーカーを、壁にあらかじめ
設置しておいたスピーカー
ターミナル経由で、AVアンプにつないだのです。

もちろんなが~いコードは壁の中。
天井裏を駆け巡る
ヤマタノオロチのごとき様々な
パイプやコードをかき分け、
AVアンプめがけて突進して
くれています。


追加したスピーカー2台は
Fostexという、数少ない国内メーカーの
ブックシェルフ型です。
「ワイドフロント」に設定しました。

天井組込みの4台と合わせて
終の住処の最終形だったはず
音響システムは、
一年も経たずに実現してしまいました。

2台追加した結果は、
それはそれは大成功

テレビの音も、純粋な音楽も
一段と良くなって、
「音」のシャワー
楽しくてしかたない状態です。


『トップガン マーヴェリック』を
4DXとDolby Atmos®で
それぞれ観て音の臨場感に感動
したのですが、
先日、「
昔の『トップガン』を
わが家の音響システムで聞くと
どうなるだろうね」と
試してみました。

 

あの有名なオープニングシーンの音!

空気の音、戦闘機の音、バイクの音、
「やったね」という感じです。

スピーカーを
「ワイドフロント」に追加設置
したことで、音の横の広がりを
より感じられるようになりました。

現時点では最高の仕上がり♪

と思っています。

 

次回は、
音響システムだけでは
足りない?
という、
止まらぬ探求心のもと、
「音」環境をさらにキラキラにする
チェアのお話をしたいと思います。