住宅事情について基礎的な知識を得たうえで、社会状況や歴史的な変遷を踏まえつつ、様々な課題解決のための手立てを考えます。
住宅に関しては、今後課題すべき問題が山積しているといえます。
戦後の住居がない時代には、とにかく「数」を供給しなければならず、「数」が充たされると、次は「質」が求めらえるようになりました。
居住性、安全性、経済性などは当然のこととして、福祉の面からみても住居に求めるものは数えだしたらきりがありません。
住居は、居住者の数だけ要求があると言っても過言ではないのです。
建築(住居)について学ぶうえで、避けては通れないテーマといえるでしょう。
テキストは写真の『図解住居学4 住まいと社会』です。
※テキストは2005年発行のため情報が古い部分がありますのでご注意ください。
参考書としては、
『2025年の住宅事情-図解 住生活基本計画』(ぎょうせい)、
『住宅政策のどこが問題化』(光文社新書)、
『町を住みこなす』(岩波新書)などがあります。
【必修】建築士試験受験者の選択的必修科目です