
住まいを管理する方法や、住宅のリフォームについて、基礎的な知識を身に付けることを目的とします。また、よりよい住居管理のための居住力を修得します。
地球環境や資源の有効活用の視点からも、フローからストックへの移行が進んでいます。所有者が住宅や建物を適切に管理することで良好なストックが形成されます。
豊かな生活環境を継続するためはどうすればよいのか、居住者としての視点と、建築士としての役割などを考えます。
一例をあげると、
・ライフスタイルと生活財の管理
・死蔵品
・日常の手入れと老朽化対策
・住宅の耐用年数と性能
・集合住宅の管理
・住居費の管理(取得にかかる費用)
・住宅リフォーム・リノベーションの実務
・高齢者が障がい者のためのバリアフリー改修
・耐震診断と耐震改修
・管理のための制度と職能
・エリアマネジメント
・防災
などについて学びます。
この演習を終えてみると、住まうことは生きることだとわかります。今一度自分の人生を振り返り感傷的になる一方で、加齢が進むなか住まいとどう付き合っていくか、ごまかさず真剣に考えなければ、という思いに至ります。個人的には、墓じまいならぬ「家じまい」について、制度も含めてどうにかうまく「しまえる」ように、準備をしていこうと決意を新たにするのでした。
テキストは、特にありません。講義ごとにプリントが配布されます。
参考書としては、
『図解住居学6 住まいの管理』(彰国社)
『脱・住宅短命社会』(サンライズ出版)
『有名建築その後』(日経アーキテクチュア編)
『おとなのための住まい力』(ドメス出版)などです。