衣整理学【学部共通】

衣整理というと、衣服を畳む技術や収納の技術など、手入れや管理のこと?と考える方もいらっしゃることでしょう。

衣整理学は、洗浄理論を理解し洗濯を極めることを目指します。私自身、「たかが洗濯」と考えていたことを猛省しました。
衣服の汚れ、洗浄メカニズム、漂白と増白、保管、環境問題など、抽象論ではなく、化学的に分析し科学的に考えます。

スクーリング中に課されるレポートは多く、テキスト以外にも情報を求めてウェブサイト等にあたる必要があります。
課題の一例を以下に記します。

・界面活性剤の種類と特徴、用途
・界面活性剤を水に溶解させたときの界面活性剤の挙動
・日常的に使用している洗剤の成分と役割
・漂白剤と蛍光漂白剤の役割
・衣料ロス削減の取り組み

布地やボタン、ファスナー等、多様な材料からなる衣服を、良好な状態で長期間保つための知識や技術の修得というのは、建築にも通じるものがあります。材料一つひとつの大切さや、異材を組み合わせることによる補完など、改めて周囲を見てみると、世の中の造作物はみんな同じようによくよく考えられているのだと、再認識させられます。

この演習を終えてみると、わかっていたつもりの日常の生活技術(洗濯)が、実は根拠もなくかなりいい加減に行なわれていたことだった、と気づくことができます。

 

テキストは、
写真の『生活科学テキストシリーズ 被服管理学』(朝倉書店)です。

参考書としては、
『改訂 被服整理学』(日本衣料管理協会)、
『被服整理学』(日本女子大学)、
『被服整理学』(日本衣料管理協会)などです。

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