
住宅設計Ⅰは、2つの設計実習課題を通し、住宅に求められる機能、物の大きさ、配置、空間の関連性などを学びます。
製図板を用いて、製図を描き、仕上げ、プレゼンテーションも行う、という実習です。
木造住宅の基本構造と製図法を習得した上で、与えられた設計条件のなかで、戸建て木造住宅の計画をまとめ上げ、表現します。
具体的には以下のような2つの木造住宅の製図を仕上げ提出します。
・図面の読み方・描き方
・木造住宅図面の描き方
・①木造平屋建ての住宅 作図(エスキース)
・木造平屋建ての住宅 立面図・断面図
・木造平屋建ての住宅 発表・講評
・店舗併用住宅 作図(エスキース)
・解説:基礎伏図・床伏図・小屋伏図・仕上表
・②店舗併用住宅 立面図・断面図
・店舗併用住宅 発表・講評
この演習を終えてみると、「1本の線を引く」だけのことが、こんなに難しいのかと実感します。太さの異なる線を何度も何度も引く練習は写経のようで、ただ無心で線を引くのみ、という境地に至ります。PCで製図が描ける時代に、なぜ手描きで?と思うことも間々ありますが、手を動かす喜びと老眼の苦しみを二重に味わうことができる貴重な体験です。
テキストは、
写真の『新しい建築の製図 』( 学芸出版社)です。
参考書としては、
『建築設計教室』(彰国社)、
『改訂版 名作住宅で学ぶ建築製図』(学芸出版社)
『階段がわかる本』(彰国社)
『コンパクト建築設計資料集成<住居>』(丸善出版)などです。